いまを生きる 観劇
7日、個人的初日でした
気づけばふと、生徒たちのことを考えてます。
ニールの死をどうにかすることは出来なかったのか、ノックスの恋の行方、トッドは喪失から立ち直れたのか、退学したチャールズの行方、ミークスは?とか。ああ苦しい。
そして何よりキャメロンのその後をすごく考えてる
キャメロンはユダで、裏切り者で、このことをこの先一生背負って生きていくのか、と考えると苦しい。
何故告発したのか?保守の為?
でもそれもまた選択の一つで、正解ではないけれど、生き方のひとつであることは間違いない。
これまで抑圧されて、ただ良い学校に入り良い職業に就くよう教えこまれる環境で生きてきて、いきなり「自由に考えろ!」「物の見方を変えてみろ」と言われても、それが何なのか見つけられない苦悩もまたあると思う。
規律に忠実に従い勉学一筋の生き方を好む人生も間違いではない。
ただ、キャメロンも死せる詩人の会に入っていたことから、心の中に燻った思いは確実にあったんだろうと思う。だからこそみんなと一緒に詩を詠み道を外れた行動もしたのだと思う。
でも彼にはニールのような、チャールズのような、ノックスのような確固たる思想が見いだせなかったんだろうな。
結局はこれまでの自分を捨てられなかったのではないかな
ニールの死後、いよいよ自らのしたことがどれ程のことだったのか思い知り、怖くなったのではないかな
何かを見つけられず、何者にもなれない自分は真面目に生きていく場所を確保しなければならない、そんなことを考えての行動なのかな、と想像の域を出ないキャメロン考察をしています
中村海人くんがキャメロンを演じているからがもちろん第1の理由ですが、私自身がキャメロンに似ている…
高校時代、自由な友達に憧れて部活を突然辞めて裏原系をかじってみたり無駄にスカートの丈短くしてみたりニールたちのようにタバコふかしてみたり…
でも、出ていた授業ではきちんとした字できれいにノートを書き、テスト前には勉強して…と、ワルになりきれなかった。捨てきれなかった。
中途半端なんだよなぁ。何より貫きたいと思う程の思想を持ち合わせていない。
だからすごくキャメロンのことを考える。
キャメロンは理路整然と告発したのだろうか
悔恨はないのだろうか
その後どう生きたのかな
なんて考えていたら止まらなくなった!
中村海人くん好きです!!!!!!(なんのこっちゃ)